プリンスリーグ関西 vs ヴィッセル神戸ユース

ひと月以上の中断期間を経て再開したプリンスリーグ、万博大阪サッカー場での神戸戦。ここで勝って高円宮杯とクラ戦、2つの全国大会出場を一気に決めたいところだったが...

前半は完全なセレッソペース。右サイドのセットプレーからファーに流れた優治がヘッドで綺麗に流し込み先制。神戸はなぜか前半の終了間際に足が止まり始め、ここで追加点を奪っておきたいところだったが、1−0のまま前半終了。2点目を取って試合を決定付けたかったこと、また試合は支配していたものの、マルと道上の二人を活かしきれていなかった点が個人的には気掛かり...

後半、立ち上がりから激しくプレッシャーを掛ける神戸。次第に相手ペースに引き摺りこまれ、CKと豪快なミドルにより2失点、逆転を許してしまう。舜司と原慶を投入して3-4-3とし、「あと一歩」という場面を作り続けたものの押し切ることができず、カウンターから失点し1−3。高さのある優治がCFとして残っていればまた違う展開もとも思ったが、こればっかりは言っても仕方ないので...

後半ロスタイム、龍の折り返しを螢がヘッドで押し込むも、この(直前の?)接触で螢は負傷退場...重苦しい雰囲気のままタイムアップ。今シーズン初の敗戦を喫することに。

負けたからには課題はもちろんある。ただ、今は切り替えて、大一番に向けて最高の準備をするのみ。前日の京都−大阪桐蔭戦の結果により高円宮杯出場条件は明確になるが、そういった状況とは関係なく勝ちたい相手。今年のセレッソほど、メンバー全員で戦えるチームは他のJクラブには無い。全員で戦い、みんなの力で勝ち取ろう。

プリンスリーグの集大成をこの試合に...頑張れ!セレッソ大阪U-18!!