関西クラブユース選手権(vs 吹田JFC千里丘、奈良YMCA)

土曜日。ベスト8を賭けて吹田JFC千里丘と激突。
昨年の高円宮杯、春のナイキプレミアカップと2大会連続で全国への切符を獲得。「Jクラブと同等以上の街クラブ」とでも言うべき存在。そして西U-15にとっては、昨年の高円宮杯関西予選、関西プレミアの借りを返したい相手。大一番を超えて、全国へ。
前半はほぼ互角の展開。西U-15は左右の崩しとセットプレーからチャンスを作り、千里丘は得意のカウンターからラインの裏を狙う。躍動感よりも緊張感が支配する試合展開。
後半、開始から投入された今井のポストアップから左へと展開。PA左奥に走りこんだ西村拓が豪快にネットを揺らし西U-15が先制。しかし、ここから千里丘の反撃が始まり、2失点を喫して逆転を許す。失点シーンはいずれも千里丘らしいカウンターで、昨年の高円宮関西予選を思い起こさせるものだった...
終盤の反撃も一歩及ばず悔しい敗戦。しかし、まだ何も終わってはいない。

日曜日。順位決定トーナメントに回り奈良YMCAと対戦。U-18試合後の移動で現地到着は前半10分頃か。
奈良YMCAは、きっちりつないでボールを運ぶという、明確なコンセプトに基づいたサッカーを展開。危険は場面はほとんど無いが、質の高い組織を崩しきることはできず前半は0−0で終了。
後半、両サイドの崩しから次第にペースを掴むと、河面の豪快な右足ミドルがネットに突き刺さり西U-15が先制。更に途中出場の今井の突破から追加点を奪い、終始ペースを握ったまま試合終了。残り2試合に可能性を残した。

一方、津守U-15は直前の試合でガンバ大阪との大阪ダービーマッチを制し全国大会出場決定!この試合には残念ながら間に合わなかったが(観たかった〜〜)、昨年のナイキプレミアカップを制し、日本代表として世界大会を経験したチームに競り勝ったことは大きな自信に繋がるだろう。この勢いで関西王者として全国の舞台に乗り込めるよう、残りの試合も頑張れ、津守U-15!!

そして西U-15は次節は今週土曜日、津守に敗れたガンバ大阪との大一番。昨年、Jユースサハラカップでガンバユースに勝利した際に、現在はU-18副キャプテンの達也が言った言葉
セレッソの良さを全部出し切れば、どんな相手にも負けることはない!!』
この言葉に尽きると思う。セレッソの誇りを胸に、最高のプレーができますように。
津守と一緒に全国に行こう。頑張れ!セレッソ大阪西U-15!!