クラブユース選手権関西予選 vs ガンバ大阪ジュニアユース

第5代表決定トーナメント、ガンバ大阪との大一番。激戦を乗り越えて全国に行きたい、全国でプレーさせてあげたい。

序盤は西U-15がゲームを支配。統一された前線からのチェイシングでペースを掴み、PA左奥でボールを受けた洋亮が叩き込んで西U-15が先制!
後にガンバが盛り返し1点返されるも、右サイドの突破からPKを奪取。一度は相手GKに止められるものの、洋亮がこぼれ球を冷静に流し込み2-1と突き放す。
後に再び同点とされるも、西U-15はチーム全体でハードワークすることによりガンバ個々人のフィジカルに対応。どちらに転んでもおかしくない緊張感溢れるゲームとなったが、前半終了間際に均衡が破れる。カウンターから裏のスペースを突かれ、キーパーとの1対1を冷静に流し込まれ2-3と逆転を許してしまう。

後半、次第にガンバのフィジカルに押され始め苦しい時間帯が続くものの、持ち前の粘りで対応し、チャンスを狙い続ける。カウンターからの前島の飛び出し、CKからの霧嶋のヘッド。決定的な場面を演出するもあと一歩のところでゴールを割ることができない。彼らの献身的なプレーが、勝利という最高の形で報われて欲しい。そう思いながらも、時間は刻一刻と過ぎていく...

終盤、霧嶋をCFに上げてパワープレーに挑む。相手を自陣内に釘付けにし、最後まで押し込み続けるものの、無常のホイッスル。西U-15の夏の挑戦は、残念ながらここで幕を閉じてしまった...

全国でも充分戦えると思うし、西U-15の素晴らしいサッカーを全国のいろんな人に見て欲しかった。それだけに、この敗戦は「悔しい」。この悔しさをチカラに変えること。この夏、西U-15の選手ひとりひとりがこの課題を乗り越え、より逞しいチームとなって秋にその姿を見せてほしい。

全くもって個人的な想いでしかないけど、このチームが全国の舞台を踏まないなんてことは、有り得ない。冬のU-15高円宮杯、絶対に全国に行こう。君達ならきっとできる。

頑張れ、セレッソ大阪西U-15!