クラブユース選手権関西予選 vs 岩田FC

先週のガンバとの激闘を制しクラ選出場権を獲得した津守U-15。決勝戦出場を賭けて岩田FCとの一戦。今年、津守U-15を公式戦で見るのは初めて。

開始早々、セットプレーから西浦がしなやかに合わせて津守U-15が先制。その後失点を許すものの、南野の2ゴールなどで3-1として前半終了。印象としては、個人の技術の高さに加え、チームとしても他のジュニアユース世代のチームと較べるて大人びている印象。安心して観ていられるな、と思っていたのだが...

後半、岩田FCの反撃から一時は3-3の同点に。いずれも崩されたというよりは、フワっとした時間帯にやられた、という感じか。全国ではこういった形の失点が致命的になることも多いので、次に向けて修正していって欲しいところ。

といっても、この後きっちり引き離すことができるところも津守の強さか。同点とされた直後、魚住のシュートのはね返りから、最後は西浦がミドルシュートを流し込み再び勝ち越し。更に南野がハットトリックを達成して5-3で試合終了。

チームとしても個々人としても質が高く、率直に、全国でもかなりやれると思う。あとは、チームとしての爆発力というか勢いが加われば更に面白くなる。ガンバを倒したことから、全国でどことやっても勝つイメージを持つことができるだろう。まずは足元をしっかりとだが、全国制覇を目標にJヴィレッジに乗り込むぐらいの気概で挑んでほしい。

頑張れ、セレッソ大阪U-15!