ローカル局とJチーム

帰宅直前、上司から「ちゃんと身辺整理しとけ」と言われ辛い...

東京に住み、スカパーにも加入していないと、セレッソ関連の情報は人伝かWebに限られてくる。その一方で、他チームの情報は無駄に入手することができる。金曜日の夜はローカル局がJチームの番組を放送することが多く、早めに家に帰れたらこれらの番組をボーっと眺めていることが多い。昨日は、22:00〜22:30浦和(TVさいたま)、22:30〜23:00川崎(TV神奈川)、23:00〜23:30大宮(TVさいたま)と1時間半に渡ってJ情報番組が続いた。セレッソにも30分番組があればな...と思うとちょっと羨ましい。

大宮の番組では、先週のサハラ2回戦、京都ユース戦のハイライトを、大宮の得点シーンだけではなく、京都の得点シーンや両チームの決定機なども交えてかなり詳しく伝えていた。この試合はコラーゲンの人とともに見に行っていたのだが、改めてVTRで見ると、京都は終盤、バーやGKのファインセーブに阻まれる決定機を何度か作り出しており、一発勝負のトーナメントに相応しい、紙一重の試合だった。

大宮の得点シーン、はやり油断ならない。特にトップ昇格が決まっている10番の渡部選手。相手DFのクリアボールをかっさらってGKとの1対1を決めた場面もそうだが、特に決勝点となった高速カウンター。ピッチ中央を、DFに引っ掛かろうとも構わず直線的にドリブル突破し、最後は倒れこみながらフリーの11番にラストパス。端的に言うならプレースタイルがノボルを思わせる、そんな選手。チームとしても前線から組織されたプレッシングが実行できており、軽いプレー、中途半端なプレーはいつも以上に危険となる相手だ。

ただ、特別なことをする必要はない。セレッソのサッカーを全力で表現できればいい。最後の大会、一発勝負のトーナメント。良い緊張感を持って目の前の試合に臨む。選手達にとってはこれ以上ない貴重な経験、成長の機会だろう。ホーム長居を目指して、全力で駆け抜けるのみ。

強い気持ちで、みんなで戦おう。