Jユースサハラカップ2007 決勝トーナメント2回戦 vs FCみやぎバルセロナユース @南津守さくら公園スポーツ広場

今シーズン最後の大会。「惜しかった」では終わらせない。目指すところはただひとつ。

GK:本間
DF:大庭、桂田、畑、西岡田(→道旗)
MF:細見(→鈴木)、山口螢、杉本(→藤本)、道上
FW:赤堀(→永井)、山口健太[CAP](→中東)

最高の立ち上がり。ホーム南津守で攻守に圧倒するセレッソは立ち上がりのおよそ30分で6点を奪い、一気に試合を決定付ける。

前半5分、右からのクロス、PA内の混戦から最後は道上。
前半9分、左からの螢のCKを健勇ヘッド!
前半18分、右サイドで螢が大庭にボールを預け、ファーサイドに向かって豪快なフリーランニング。空いたニアのスペースへピンポイントのクロス。ここに飛び込んだ健太が豪快ヘッドで叩き込む!
前半21分、細見のミドルが相手DFに当たりコースが変わってゴール。
前半25分、PA内のワンタッチでのパス回しから最後は赤堀がインサイドで流し込む。
前半32分、再び健太がPA内右から逆サイドネットを揺らす強烈シュート。

一方、後半は後がなくなったみやぎバルセロナの攻勢に晒され、2失点。前を向けば積極的にドリブルで仕掛けてくるスタイルは夏にJ村で見たジュニアユースのスタイルと同様。そしてこの迷いの無いプレーに香川の原点を見たような。みやぎバルセロナは個の能力も組織としても非常に良いチームで、その「らしさ」が出てきた時点で試合の大勢が決していたのはセレッソにとっては大きかった。前半から「らしさ」を前面に表現されていたら、もっともっと苦しい試合になっていただろう。

しかし、セレッソも達也の投入で中盤の運動量を活性化し、終盤には流れを引き戻す。終了間際、それまで右サイドを脅かし続けた藤本の突破から優治スルー、最後は永井が決めて7-2。課題を残しながらも最後に良い形を作って試合終了。攻撃陣の爆発、どこからでも点が取れる強さを発揮してベスト8進出を果たした。

副島監督のコメントにもあるように、この結果を勢いに変えて、ひとつひとつ次のステージへと登っていきたい。また、みやぎバルセロナの監督さんが言っているように、守備であと一歩が出てくれば攻撃にも繋がる。これはウチのチームにも当てはまることだと思う。次の大宮ユースは、前線からの献身的なプレスと、切れ味鋭いカウンターで一瞬で試合を決められる手強い相手。ホームアドバンテージがあったとはいえ、京都ユースを破った力は本物。セカンドボールへの積極性で優り、優位に試合を進めたい。

最後に、光、健太のコメント。今大会に賭ける強い気持ちが伝わってくる。

何としても、長居へ。