大自然に振り回された3日間

ただでさえユースとトップの日程が重なることの多いJ2。この機会に愛媛に行ってみたかったのだが...
7/14(土)、朝4時半に起きてNHKとYahooの台風情報。どう考えても直撃なのだが、Yahooピンポイント予報がどうしても開催可能な数値に見えてしまい(?)気がつけばNの中。毎日の労働で疲弊しすぎると人間は正常な判断ができなくなってしまう。入社1年目も似たような感じだったことを思い出した。
ハイテンションのまま合流&移動。うどんは正直旨かった。延期日が翌日でなかったのは愛媛の怠慢か。暴風&大雨の中車を出してくださりありがとうございました。楽しかったのは事実だが、試合がないと達成感が無いのが虚しい...
7/15(日)、大阪クラブユースを見に舞洲に行くも誰もいない...。セレッソグラウンドからクレーコート、球技場までひととおり回り、虚しさいっぱいで退散。堂島のジュンクで本漁りをしているところに練習試合情報メール。全力で四つ橋線岸里→南津守。駅から走り、体力の衰えを痛感...
U-18と大阪朝鮮高の練習試合。内容は省略。大阪朝鮮はよく走る良いチーム。U-18は全選手本当に横一線という印象。J村に行きたい!という気持ちの強さで遠征メンバーは決まってしまうかも知れない。
達也が合流&練習試合に出場している姿に胸が熱くなった。早く公式戦で見たいな。
15時からサテ戦vs京都サンガFC。見るべきところは少ない。トップで見てみたいと感じられたのは酒本、堂柿ぐらいというのもちょっと悲しい。サテライトの状況を見る限り、クルピはJ1昇格しない限り失敗ということになるだろうし、翌年には何も残らない可能性が高い。来年もJ2でということになれば、都並継続の方がはるかに1年間の積み上げが多かったということになるだろう。J1昇格しない限り、「来年につながる」などとは決して考えられない。仮に奇跡的に昇格できたとしても、フロントの明確なビジョンと決断の結果、などと捉えることはできないだろうなと思うとやはり虚しくなってくる。何より曜一朗の元気のない表情を見ると辛くなる...
7/16(月:祝)、13時に舞洲でU-18とサンフレッチェ広島ユースの練習試合(40分×4本)。1本目の感想は、「広島は間違いなくU-18世代最強のチーム」ということ。「こんなにやられてしまうのか」というぐらい一方的な広島の内容。ただ、これが選手たちにとっては非常に良い経験になったのではないかな?実際、引き締め直して挑んだ2本目以降は互角の展開。対戦相手のレベルに合わせるかのように、本来の良さが出てきた選手を何人か目の当たりにすることができた。クラ戦に向けた最終段階という意味では貴重な試合だったと思うし、この試合で感じたことを来週のサハラでガンバユース相手に表現してほしい。ますます来週、そしてJ村が楽しみになってきた。
そのあとに行われたU-15と興国高校の練習試合も見ごたえ十分。全国を決め、チームとしての完成度も関西予選時の更に上のレベルに達しようしている。高校生相手にチャレンジ意識の高い好感の持てるサッカー。こちらも全国の舞台が非常に楽しみ。また、(向こうは気付いていないだろうけど)昨年の西U-15の選手のプレーも見ることができたし、不安定な天候を除けば満足のいく一日だった。
未来に希望が見えるというのは本当に素晴らしいことなんやなぁ、と乾いた心に潤いをもらった3日間だった。来週以降は、自分達が「与える」番だ。