JユースサハラカップグループリーグG:vs 京都サンガユース @南津守

磐田ユースへの挑戦権を得るために決して負けることの許されない一戦。対する京都も似たような状況下にあり、張り詰めた雰囲気の中、試合は始まる。
GK:堀之内
DF:市川恭平[CAP]、太田、植田、近藤(→畑)
MF:面家、鈴木(→中東)、井戸、山口蛍
FW:山口健太、丸橋
立ち上がり、双方とも相手の出方を慎重に伺う展開。決して消極的ではないものの、ゲームに向かう緊張感からか何となく重苦しい雰囲気がピッチを包む。京都との対戦は今年3回目だが、今回が一番手強かった。春先の縦中心でも野洲相手に見せたパスサッカーでもなく、「これ」というスタイルを見つけ出すのは難しかったが、DFを中心になかなか隙が見つからない。河崎・あきらの両サイドアタッカーを欠いたこの一戦、堅固な守備と攻撃面におけるバランスを模索しつつの前半45分という印象。
後半も1点を巡ってのジリジリした、前日のトップのような我慢比べの展開が続く。双方とも何度か決定的な場面を迎えてはいたが、それ以上に緊張感がピッチを覆っていたという印象。スタンドにいた自分が緊張しっぱなしだっただけかも知れませんが...
そんな中、達也が得たPKを恭平がきっちり決めてセレッソ先制。残りの時間を全員守備で乗り切り、最少得点ながらも次節に繋がる勝ち点3を手にすることに成功。今日のような張り詰めた試合をものにできたということは、個人としてもチームとしても着実に逞しさと底力を蓄えてきたことの表れ。
次節はグループリーグ最大の山場、ホーム磐田戦。勝ち残ればまだまだ試合は続くが、この試合で、ここ南津守で、今年1年間の集大成を表現したい。
自信と勇気を持って、前へ。俺達は勝ち残れる。