vs 鹿島アントラーズ @大阪長居スタジアム

この試合を最後に当分お別れとなる大阪長居スタジアム。今後は、第二での試合のためだけに大阪まで行くこともあるのかと思うと...
デカい人がチケットもぎりをしていたのには正直凹まされたが、何とか気合を入れなおして試合へ。
前半。得点の香りはしないものの、トータルで見ればスタメンから想像されたイメージよりは若干上の内容。
その想像の原因。ピンゴはディフェンス面はある意味予想通りだったが、チームがビハインドを負って前掛かりになるとともに持ち味(?)を発揮。ゼは復帰直後に較べれば動きに切れも戻りつつあり、個人的には悪くないと感じた(が、ミスが目に付き、印象はあまり良くない)。
2失点。1点目は見事な高速カウンター。2点目は詳細不明。まだまだ安定には程遠い最終ライン。
名波の交代直前のスーパーミドル。トップの試合で1ゴールにこれだけ震えたのはいつ以来か。たとえ采配に納得できない部分があったとしても、このゴールを無駄に終わらせてはいけない。
1点差。苦手意識がそうさせるのか、ベタ引きでゴールに鍵をかけようとする鹿島。波状攻撃を仕掛けるセレッソ。なかなか押し切れない。が、いつかは取れるという期待を失うこともなかった。相手が鹿島だから?ふと時計を見ると後半43分。まだ2分「も」あるという考えが頭を過ぎる。
酒本のJ1初ゴール。泥臭くても、たとえどんな形であっても、チームを救う貴重な1ゴールであることに変わりはない。今の状況、常に勝ち点3を求め続けなければならない。素直に満足できる結果ではない。それでも、この勝ち点1は大きい。
この日のような気持ちの入った試合を続けることができれば16位は確保できるだろうし、入替戦になったとしても大丈夫だと信じることもできる。あとは、これを最後まで継続することができるか。今シーズン、トップに残された最大の課題はここにある。