2日連続の博多の森

天皇杯二回戦、福岡大学vs宮崎産業経営大学の試合を観に、昨年ユースOBの福井諒司選手に会うために再び博多の森へ。およそキックオフ2時間前に入場、スタジアムはまさに「俺しかいない予感」(一緒に行動させていただいた本部長夫妻はもちろんいましたが...)。
しばらくすると芝の状態を確認しに福岡大学の選手がバラバラとピッチへ。「諒司おらんな〜」と一通り確認したのちピッチを横目に軽く談笑していると、こっちを見た瞬間に固まる選手が約一名w
ユースの頃から非常にしっかりた印象を与える選手だったが、大学に行ってより一層大人びた印象を受けた。強豪福岡大で1年生ながらもポジションを獲得し、この試合も3バックの左ストッパーとしてスタメン。ディフェンスでの落ち着いた対応と精度の高いロングフィード、そして機を見ての豪快なオーバーラップはユース時代の左SBのプレーを思い起こさせる。昨日、同じ場所であった辛い出来事を忘れさせてくれる充実した時間。
セットプレーとなれば前線に上がって得点を狙い、直接狙える場面ではキッカーとしてボールをセット。特に後半の2本は、1本目はポストを左を僅かに逸れ、2本目も壁を掠めと、いずれも得点の香り漂う惜しいフリーキック。試合自体は宮崎産業経営大に先制されたうえ退場者も出す苦しい展開。残念ながら敗れてしまったが、諒司の頑張っている姿、1年にして既に不可欠な存在として活躍する姿を見る事ができて本当に嬉しかった。
練習が厳しく遊ぶ暇も無い生活を送っているようだが、意識の高い彼には合った環境なのだろうな。結果が出せればプロへの道がしっかりと見えてくる非常に良い環境。より一層頑張って、着実にステップアップしていってほしいと思う。
ところで、島並と泉川の徳山大や、多くの選手が進んだ関西の大学もそうだが、大学選手権に出場したら関東で試合する可能性があったりするのだろうか?とんでもなく見に行きたいのですが...
再来週は平塚で関大と湘南かぁ...遠征するにもそろそろ金も尽きてきた頃やし(以下略)