2006体制

ほぼ固まったらしいので、何となく思っていることを羅列。
既に議論され尽くしているが、久藤の離脱は非常に痛い。縦に突破できる選手はいても、サイドで基点となり、試合をコントロールできる選手はいない。仮に山卓が来たとしても、昨年の久藤に匹敵する働きを期待するのは難しい。フロントが久藤を残せなかった、残ってほしいと言えなかったのは本当に残念。
一方、久藤放出を除けば、今年の体制はそう悪くはない、とも思う。ファビーニョが抜けた穴は(とてつもなく)大きいが、それ以外のポジションについてはバックアッパーの再構築が主目的。ボランチ、右サイド、トップと層の薄いところに補強をかけようという意図も含めて、チーム予算(=多くはないんだろうな、という想像に過ぎないが)からすればまあ妥当なのではないかと。
新人、特に高卒・現役高校生の大量獲得。即戦力とはいかないだろうが、彼らへの期待は大きい。加えて、フロントには、彼らを未来のセレッソの中心に据えるんだという強い覚悟とそのためのサポートを欠かさないでほしい。今年の新人には、昇・曜一朗のユース昇格組を含め、既にプレーを見たことのある選手が多いということもあり、例年より思い入れが強い。2シャドーのポジションで可能性を感じさせる昇や堂柿、パサーが少ない中で貴重な存在となりうる曜一朗あたりには、今年中にチャンスが巡ってくるかもしれない。
チームに対してどこまで求めていくかにもよるが、個人的には不安よりも期待を持って今シーズンを迎えられそう、という印象。
結局、最後のところは「気持ち!気持ち!」やしw