黄金世代の軌跡

Jユース決勝から時間が経ち、気がついたら2009年。決勝は、選手にとって(もちろん僕達にとっても)悔しい記憶であることは間違いないし、あの時もっとできれば...という気持ちが残っているかもしれない。

それでも、今となっては、あの決勝戦は素晴らしいゲームだったと思う。そして、副島監督の言っていた「来年以降の宿題」は、選手やスタッフだけではなく、僕達の宿題としても残った。今年、また同じ舞台で、今度は更にひとつ上の結果を残せるように、またイチからひとつひとつ積み上げて頑張っていこう。

そして、今年度で卒業となるU-18の3年生達の挑戦は、クラブユース選手権ベスト8、高円宮杯ベスト16、そしてJユースカップ準優勝という結果で幕を閉じた。過去のセレッソユースの歴史からすれば、素晴らしい成果、素晴らしい一年間だったといえるだろう。しかし、それ以上に、色々あったこの一年の中で、選手達は様々な困難に真正面から挑み、乗り越え、そして最後にあの舞台まで僕達を連れていってくれた。その逞しさと成長に、そして心からセレッソを愛し続けてくれた彼らに対して、今は心からの賛辞と感謝の気持ちが溢れていっぱいになっている。そして、僕達にとっては、あの舞台で勝たせてあげられなかったことが最大の心残りとなってしまった...


石川雄一朗
丸橋祐介
中東優治
山口螢
畑共哉
西岡田篤史
面家康生
鈴木達也
辻克麻
川村和彦
村雲慧
李大顕
原慶
市川寛明


サッカーが上手いだけじゃない。強いハートとセレッソ愛。君達が間違いなくセレッソユース最強世代だったと、僕らも胸を張って言える。また、新たなステージでの活躍を楽しみに、そして、君達がまたセレッソに戻って来る日を心待ちにしています!


本当にありがとう。そして、お疲れ様でした。