Jユースカップ vs 愛媛FCユース @南津守さくら公園スポーツ広場

Jユース杯グループリーグもいよいよ佳境にさしかかり、勝ち点の落とせないシビアな試合が続く。前節の快勝の勢いを維持し、着実に勝ち点を積み上げて行きたい一戦。


GK: 一森
DF: 杉本、面家(→原)、扇原[CAP]
MF: 堀尾(→坂口)、細見(→田中)、南(→宮園)、夛田、山口、丸橋(→藤山)
FW: 中東


グループ突破に向けて大事な時期なのでいつもより簡素に。


前節のハットトリックの影響から優治に対するマークは非常に厳しいものとなった。特に競り合い時は常に2人のDFが潰しにくる形となり、前節ほど自由にはさせてはもらえなかったが、前線で基点を作るというタスクは十二分に果たしていた。愛媛FCは他の面でも前節の反省を活かし対応策を練ってきており、ゲーム全体として戦い難さを残しながらの展開。

といっても試合の大半はセレッソが支配。11分、右CKのこぼれ球を新キャプテン・タカが豪快に叩き込んで先制。更に33分、前線からの積極的なプレスがハマり、相手GKから優治がボールを奪い、最後はPA中央に飛び出してきた夛田が決めて2−0で前半修了。

後半は安心感からか足の止まる時間が出て来始めたこともあり、愛媛FCに支配される時間が増えてくる。これを受けてということもあるのかベンチは積極的に選手交代を行い、前線にフレッシュな選手を投入していく。そして87分、混戦から放たれたシュートはポストに当たり、この跳ね返りをゴールエリア手前で優治が押さえて混戦の中一人交わし冷静にゴールへと流し込む。ここ数試合の優治のパフォーマンスは、「素晴らしい」としか表現のしようがない。

結果、失点を許すことなく3−0で試合終了。前節のような快勝とは行かなかったものの、きっちり勝ち点3を奪いグループ首位に浮上。得失点でも3位神戸と差をつけることに成功し、グループ突破に向けて大きく前進した。

愛媛はこの2試合を通して、組織力の高い好チームだった。個人としても、未だ中3の22番(U-16ナショトレにも呼ばれているようですね)など驚きもあり、来年、再来年は注意すべき存在となりそうだ。

そして最終節に臨むセレッソ大阪U-18。立ち上がりに神戸の勢いに圧倒されず、落ち着いてゲームに入ることができればグループ突破は現実のものとなるだろう。有利な状況とはいえ(いや、だからこそ)、気持ちで相手の上を行くサッカーを期待したいと思う。

一歩一歩着実に、試合を経てより逞しくなっていこう。


[追記] 前島のU-16ナショトレ参加を心より嬉しく思います♪