第3節 vs サガン鳥栖

ホーム開幕の山形戦も長居で見たが、内容については敢えて語るまでもなく。

鳥栖の2トップはセレッソユース出身の純也とアミーゴス鹿児島出身の谷口堅三。谷口は一昨年のクラブユース選手権でセレッソU-18から決勝点を奪い、グループリーグで最も驚きを与えた選手の一人。個人的に嫌な予感が一杯の状態で迎えた一戦。

その谷口のびっくりシュートで0-1の敗戦を喫したセレッソ。勝ちたい、負けられないという気持ちはゴール裏にも充分伝わってきた。前節の山形戦とは異なり、内容は決して悪いものではなかった。前節では個人プレーに終始しガッカリ感を与えられたカレカもこの試合では良いプレーをしており、得点の匂いを嗅ぎ取ることはできた。

それでも、結果としては連敗。次節の相手が昇格候補の仙台ということを考えると、序盤にして早くも追い込まれたという印象は否めない。

気になる点は各選手のコンディションのバラつき。率直な感想として、ジェルは昨年のパフォーマンスからは程遠く、デカも全体的に動きが重い。曜も途中交代で出て足元中心の軽いプレーに終始しているようでは駄目だ。

加えて、ジャッジに対してナーバスになりすぎ。試合序盤の審判への異議は、ジャッジが正当なものではなかったとしても異常なもの。勝利への執着心といえばそれまでかもしれないが、落ち着きを持って精神的に切らすことなく90分戦い続けてほしい。

状況は厳しいが、チームとしては現状を打破しようと全力で足掻いている状況。今は我慢して、信じて見守り続けるしかない。

J2での戦いを乗り越え、強いチームになりたい。