2008体制

早いもので宮崎キャンプも終了し、開幕が刻一刻と迫りつつある今日この頃。登録選手一覧を見ながら思うところを適当に。

吉田が抜けたことを除けば、体制としてはまずまずか。そもそも大掛かりな補強など期待してはいないし、昨年からの若手中心の体制を継続することが一番大事と思っているので。

GK。4人中3人が新加入 or 復帰という異常事態。第一候補は相澤という声も聞こえるが、印象としては横一線。個人的な贔屓としては丹野。若手GKにとって、こんなチャンスはそうそう巡ってこないぞ、と。

DF。懸案はSB。尾亦への期待は大きい。加えて、攻撃への関わりが強く求められるレヴィーサッカーにおいて、出停、怪我時のバックアッパーをどうするか。ゼの抜けた昨年終盤、サイド攻撃に足りなさを感じた。右のヤナギにしても全試合出場できる保証は無く、一年を戦ううえで目処をたてておきたい。康太、丹羽．．．場合によってはシャケやノボルのコンバートもあるのだろうか．．．
一方、CBの層は厚い。前田、江添、羽田、山下、阪田、康太．．．能力的には誰が出てもおかしくない。

ボランチ。ここも課題はバックアップ。アレー、ジェルマーノ不在時にどうするか。ただ、タレントとしては充分。シンジ、濱、康太らは一定のパフォーマンスを保障してくれる。昨年、シーズン途中から突貫工事でチームを作った際には難しかったが、今年は彼らをポリバレントに使えるよう、キャンプから良い準備をして欲しい。

二列目。J2屈指のタレント揃い。シンジ、曜一朗、濱、ノボル、シャケ．．．。切磋琢磨してポジションを奪い合ってくれれば。

FW。フルの相方を巡る争い。塁、デカ、カレカ．．．スーパーなFWはいないかもしれないが、アベレージとしては低くはない。フルを2列目に追いやるぐらいの気持ちで競い合ってほしい。

J2は登録されている全ての選手が即戦力となっての総力戦。新人の黒木、白谷にもチャンスは巡ってくる。

年々、チーム間の力が拮抗してきているJ2の舞台。昇格は決して容易ではない。でも、今年こそは何としても昇格しないと。セレッソの5年後、10年後に大きく影響を与えるシーズン。最高の準備をして、最善を尽くして、皆が「良かった」と言える1年となるように。
今年のスローガンの通り、僕達がセレッソを最後まで支えられるように．．．