歓喜と試練と、微かな希望

最終節は会社先輩の結婚式で欠席のため、トップでは今期最後の長居スタジアム
もっとも、今年はクリスマス前後に再び訪れることになるに違いないのだが。

2点目を取るまでに手間取り、ヒヤッとする場面も(1度だけ)あったが、終始安定した試合で福岡を圧倒。ウチが良いというより福岡の不甲斐なさが目立った印象。しかし、2005年も対戦相手がことごとく不甲斐ないという印象を積み上げた結果あそこまでいったので、今のチーム状況はそれなりに強いと思ってよいのかもしれない。
何よりトップの試合を観て楽しいと思えるのが素晴らしい。大義名分だけではサポートは続かないので。

依然5位のままだが、3連勝して他の結果を待つしかない。京都も仙台も、互いの直接対決に加えて、それぞれ札幌、湘南と強豪との対戦を残している。また、ヴェルディは愛媛と引き分け以下なら、直接対決でウチが上にいける可能性も出てくる。いろんな可能性を考えたらキリが無いが、勝ち続けることができたら素敵な結末が待っているような気がしている。

敷島・水戸の2連戦がこんなに重要なものになるとは...ほんの1、2ヶ月前には考えもしなかったな。

福岡戦から1日遡った11/10の土曜日、西U-15は全国を賭けた大一番に挑んだ。高円宮杯関西予選2次リーグ、対ヴィッセル神戸ジュニアユース戦。前半、最高の内容で神戸を内容で圧倒するも、後半に2失点で苦しい展開に。樽谷選手の素晴らしいFKで1点差に迫るが、あと一歩及ばず敗戦スタート。

夏場には苦しい試合が続いたが、ここに来て西U-15「らしさ」を発揮した素晴らしいゲームを続けていた。この試合も良い内容のサッカーを展開し、全国に出場するに相応しいゲームを展開した。それだけに彼らには全国の舞台を踏んで欲しいと心の底から思う。

翌日、高田FCに4-6で敗れ、全国への突破の可能性は極めて低いものとなってしまった。神戸が高田FCに勝つ前提で、西-15は吹田JFC千里丘に3点差以上での勝利が必要となる。相手は津守U-15を大阪予選で破った強豪。3点差の勝利は、10にひとつ有るか無いかかも知れない。

それでも、可能性がある限り最後まで信じて戦って欲しい。どのような結果になったとしても、この試合が西U-15の今シーズンの集大成となる試合となるだろう。セレッソの誇りをこの試合で表現し、想いを、プレーを全て出し切って欲しい。

最高の試合となることを信じ、彼らの勇姿をビッグレイクに見届けに行く。