U-18クラブユース選手権関西予選 vs エストレラ姫路 ＠南津守人工芝グラウンド

昨年は果たせなかった全国への道。「順当に行けば大丈夫」とは思うものの、一発勝負での油断は禁物。
GK:堀之内
DF:市川恭平[CAP]、太田、畑、植田
MF：道旗（→面家）山口蛍、宮山（→山口健太）、井戸（→長坂）
FW：河崎（→赤堀）、丸橋
昨年、枚方フジタとやったときのように、早い時間帯で先制できればもっと楽な展開になっていたかもしれない。しかし狙って点が取れるほどサッカーは簡単なものではないし、相対するエストレラの集中力も非常に高い。特にDFラインは堅く、なかなかフィニッシュまで繋げることができない。更に、微妙なジャッジや相手のラフなプレーなどもあり、総じて前半は我慢比べといった展開。0-0でハーフタイムを迎えるも、精神的にキレなかったことがこの試合のポイントだったのかもしれない。
後半、先制点を目指し更に相手ゴールへと向かう展開。相手陣内でのCKやセットプレーが続いた時間帯、「ここで取りたい！」という時間帯にきっちり押し切ることができた。今日の2ゴールはいつもほど正確には覚えてない。おそらく冷静さよりも嬉しさのほうがずっと強かったからだと思う。
誰か（たぶん丸橋か井戸だと思う）の放ったミドルがゴールポストを叩き、こぼれたボールに赤堀が一瞬早く反応。相手GKが辛うじて触るも、そのまま自分達の眼下にあるゴールに吸い込まれる。赤堀の今期初ゴールは全国を引き寄せる貴重な一発。彼の労を惜しまない献身的な動きが報われたようで本当に嬉しかった。
更に追加点を引き寄せるべく畳み掛ける。2点目の蛍のゴールは、気がついたらPAに侵入、綺麗にコースを見切ってのゴール。PA進入までの過程は全く覚えていない（笑）。とにかくこれでもう大丈夫！全国だ！と心の中で叫んだ。
その後も引くことなく攻め続け、太田のヘッドなどで見せ場を作るも、2-0のまま試合終了。関西4枠と昨年より1枠多いとはいえ、遂に得ることのできた全国への切符。素直に誇っていいと思うし、全国の舞台でも君達の素晴らしいプレーを見せつけて欲しいと思う。
そして来週、休む間もなくプリンスリーグが再開する。次の相手は滝川第二。昨年、ピッチ上であの悔しさを経験した選手も数多くいると思う。次の試合の勝敗で高円宮杯への道が決まるわけでも絶たれるわけでもない。冷静に考えれば、あくまでAリーグの6分の1を占めるに過ぎない試合。それでも、あの時の想いをぶつけて欲しいと思うし、何としても勝ちたい相手だと思ってしまう。
昨年、本当にあと僅かのところで届かなかった高円宮杯への切符。今年は必ず掴もう！
そのためにも、残りのリーグ戦、一つ一つを強い心で挑んでいこう。