U-18クラブユース選手権関西予選 vs ガンバユース @万博人工芝

J1リーグ同様、プリンスリーグはGWを一区切りとして中断期間に。戦いの舞台は全日本クラブユース選手権関西予選へと移る。初戦の相手はプリンスリーグから2連戦となるガンバユース。前回ドローの手応えを確たるものとするために、勝ち点3を奪って勢いに乗りたい。
GK:堀之内
DF:市川恭平[CAP]、太田、畑、植田
MF:道簱(→山口蛍)、面家(→中東)、宮山(→李大顕)、井戸
FW:丸橋、河崎(→田中啓)
前半、前回対戦同様、互角の展開。個の能力で局面を打開しようとするガンバに対し、我らがセレッソは組織的なプレスと献身的なチェイシングで対抗。「充分やれる」「互角に戦えている」という手応えと、「もうちょい」「あと一歩」という期待が脳内を交錯した40分間。
後半、1本のFKで試合が激しく動き出す。PA手前からのFKを直接決められ失点。これで勢いに乗ったガンバと前がかりになったセレッソのサッカーが、望まれない形で「はまって」しまう。2点目を失い更にバランスを失ったセレッソは、ガンバのカウンターに晒され、立て続けに失点を重ねてしまう。セレッソも選手交代などを通じて活路を見出そうとするが、建て直しのきかないまま0-5で試合終了。前半の内容からはちょっと想像し難い結果に終わってしまった。
相手が相手なだけに、この結果は非常に悔しいものに違いはない。しかし、この敗戦をより成長するための良い機会となるようにしてほしい。全国出場、更にその先という視点に立てば、プリンスの大一番や秋のJユースでやられるのと較べて影響はさほど大きくはない。また、点差ほどの決定的な差があるわけでもないので必要以上に悲観することもない。個人として、チームとして、足りないところ、伸ばしていかなければならないところを冷静に見つめ直し、今後迎えるであろう大一番に向けてより成長していって欲しい。
今年、特に西U-15の子達から強く感じることだが、セレッソユースには、全てのカテゴリを通じて、個がチームを、チームが個をと相乗的に伸ばしていけるような非常に良い雰囲気があると思う。来たるべきときのために、みんなで良い準備をしよう。