天皇杯準決勝 vs清水エスパルス戦

上手くいかないときはこんなもんなのか、清水に良く研究されていたせいなのか、持ち味が出せないまま120分が過ぎ、いつ以来か分からないくらい久しぶりの「敗戦」を受け止めねばならなくなってしまった。
勝ちたかった。本当に天皇杯を取りたかった。
今年のチーム、ここ数年では、少なくとも自分が見てきた中では、もっとも素晴らしいチームだったと思う。それだけに、今年でチームを去る選手には「ありがとう」と、去就が微妙な選手には「残ってくれ!」ときちんと伝えたかった。このチームを束ねてきた小林監督には、「ありがとう」「来年は絶対タイトルを取ろう」と伝えたかった。
たとえ自己満足でも、そうしたかった。
その気持ちで選手バスを迎えたが、バスはすぐに走り去ってしまい、何かモヤモヤしたものというか、やり残した気分だけが消化できないままとなった...。アキや久藤に、自分たちの気持ちはきちんと届いているのだろうか...
あと、今年、一年を通して安定した戦いを披露し、タイトルに近いところでサッカーができるチームとなったのは、小林監督の功績に寄るところが大きいと思う。にもかかわらず、この一年、選手ほどには監督をリスペクトすることが出来なかったのが残念に思う。

何はともあれ、今年一年、お疲れ様でした。来年も、ホームでアウェーで、よろしくお願いいたします。