FC東京戦

まだ、完全に整理できていない。
2000年と比較して、選手は進化していた。普段通りではないように見受けられる選手もいたが、チーム全体としては何とか地に足をつけて戦えていたと思う。
一方、自分たちファン・サポーターはあれから何か進化していただろうか?
いつもと違う観客数。しかしいつもと全く変わらないゴール裏の声量。試合中に何か叫べばいつものようにこだまし、全くかき消されることが無かった。「いつも通り」の中に漂ういつもとは違う雰囲気の存在。違和感。
ゼのPK失敗。試合後、誰かが言っていた。「あれは最低な雰囲気を作ったファン・サポーターの責任」。土肥の老獪な対応。研究されていたPKの癖。色々あったかもしれないが、少なくともゼのPKを後押しするような雰囲気は、あの時スタジアムには無かった。
選手・監督を責めることはできない。一年を通じて、勢いだけではない安定した戦いを見せてくれ、本当に誇らしく思う。そんなチームを、肝心なところで後押しできなかった。「一緒に戦う」というところからは程遠かった様に感じられた。それが悔しく、選手に申し訳ない。