2009関西学生リーグ1部後期

先週、今週と2週続けての太陽が丘。今週はインフルエンザの影響で同志社−大阪学院の試合が中止となってしまったが、久しぶりに会ったU-18のOBは皆元気な様子を見せてくれた。

先週の関大−学院戦では、関大はチャミが右SBで、学院はサッカーマガジンで注目選手として特集が組まれたオカムがFWとして出場。関大は左からの仕掛けが多かったこともあり、チャミが攻撃に絡む場面は多くはなかったが、堅実なプレーで2−0の勝利に貢献。今週の立命戦でもそうだったが、献身的な上下動に加えて正確な状況判断と精度の高いパスが目に留まる。学院戦のライン裏への浮き球スルーパスとか、立命戦の何気ないピンポイントのアーリークロスとか、見る人はキチンと観ていますよ。

一方のオカムは、注目選手の言葉に違わず好調をキープして学院の攻撃を牽引。ペナエリア内での足元の技術や意外性のあるフェイントには、他大学のFWにはない「何か」を感じさせる。贔屓目もあるかもしれないが、記事の通り「Jで観てみたい」と思わせるパフォーマンスだった。あえて就職活動という点から更に要求するとすれば、可能性のアピールだけでなく、今後は得点・勝利という結果も積み上げていけたらなと。充分にそれが出来る選手だと思うので。

そして今週の第二試合は京産関学に挑む一戦。恭平が京産の右WBでスタメン出場。チームとして再構築中の京産はビルドアップで危ないミスも何度か見られたが、ボランチを経由してのワイドな展開から決定的なチャンスを演出。前半に得たPKを外し、後半に退場者を出したことが響いて敗戦となってしまったが、今後への可能性は感じられる一戦だったというのが率直な印象。恭平もかなりの運動量を要求されるポジションをこなし、サイドの基点として活躍。序盤の裏への飛び出しからのチャンスは惜しかったな...

出場選手以外にも、関大の植ちゃん、立命の慶、大産の玉ちゃん・フジ(ミチには会い損ねた...)、京産の健太・アカ・本間にも会い、皆の元気そうな姿を見ることができて何よりだった。トップチームの出場に向けて真剣にサッカーに取り組みながら、大学生活もしっかりと楽しんでいってほしいなと思います。