サンライズリーグ最終節 vs FCライオス @万博人工芝グラウンド

今年から始まった関西地区U-15世代のトップリーグサンライズリーグの最終節。セレッソ大阪西U-15は最終節を残して7勝1敗の首位。勝てば優勝となるリーグ最後の試合に挑んだ。


 GK: 有井
 DF: 岡山、河面(→片岡)、坂手[CAP]、岡田武(→正條)
 MF: 南、吉永(→難波)、竜田(→牧本)、天野、長谷川
 FW: 堂安(→田坂)


立ち上がりから積極的なプレーで主導権を握るセレッソ大阪西U-15。開始早々に堂安のドリブル突破からペナエリア右でFKを得ると、セットプレーの混戦から押し込んで先制*1。更に相手DFのペナエリアでのファールからPKを得ると、この日は左の2列目に入った長谷川が決めて前半10分足らずで2−0とリードを広げる。

その後、サイドの崩しに天野が合わせて3−0。大勢が決した後もプレーの質を緩めることのなく仕掛け続ける西U-15は、長谷川が相手選手を引きずりながら左から中央へとドリブル突破を敢行。ペナエリア外から放ったグラウンダーのミドルが左ポストに当たってゴール内側へと吸い込まれ4−0とする。そして右CKから相手GKとDFが交錯して恐らくオウンゴールとなり、5−0と予想外の大差で前半を終了した。

後半開始から田坂と牧本を投入した後も変わらず攻勢を続ける西U-15。更に、後半途中にも正條、片岡、そして1年生の難波と次々にフレッシュな選手を投入していく。

南のゴールで6点目を奪うと、積極的な飛び出しで決定機に絡み続けた天野のゴールで7点目。更にロングレンジのスルーパスに反応した南のゴールで8−0。最後は右からのクロスをスライディングであわせた南のこの日3ゴール目で9−0として試合終了。快勝でサンライズリーグ 関西サッカーリーグ(U-15)の優勝を決めた。

個人的には、クラ選関西予選以来の観戦となった西U-15の公式戦。夏に観たポゼッションに加えて、この試合では局面で個々人が積極的に仕掛けていく部分が強く印象に残った。更に、交替で入った選手もチームにフィットした上で個性も発揮できており、個人としてもチームとしても、夏に良いトレーニングを積んだのだろうなと感じられる内容だった。

セレッソ大阪西U-15は、神戸、京都、ガンバ、そして津守U-15と、全てのJチームに勝利してのサンライズリーグ制覇。神戸と京都が夏のクラ選で全国1位と2位だったことを考えると、誇りにして良い、素晴らしい結果だと思う。選手とスタッフには心から祝福を贈りたいと思います。

そして、来月には今年最後の目標が待ち構えている。表彰式での協会の方のスピーチにもあったように、夏の悔しさを高円宮杯関西大会で超えていってほしい。昨年までのリーグ戦とは異なり、今年から24チームによるトーナメント戦へと移行。シードのため11/7、8の2連戦で全国への出場が決するという短期戦となるが、関西制覇を目指して良い準備をしていってほしいと思います。


サンライズリーグ優勝おめでとう!
そして、高円宮杯関西大会でも頑張れ!セレッソ大阪西U-15!!

*1:逆サイドではっきりとは確認できませんでしたが、おそらく河面か天野のどちらかだと思います...