卒業には...

仕事が上手くいかない。自分のような黙々と分析研究が好きな人間には、事業企画とかそれにともなう営業はしんどい。といっても、サラリーマンである以上、仕事を選り好みできる立場には無いから仕方ない。

週末、大阪に行こうかなと思っていた。久しぶりの長居でのトップに加えて、西U-15の知事杯、高円宮杯を翌週に迎えたU-18の最終調整を観れるのは大きいと思っていた。

しかし、金曜日から続いた集中豪雨を懸念し取り止め。土曜日の昼前まで検討したものの、行きや帰りの移動時に交通機関が止まるリスクがあると思ったからだった。

もし、週末の試合が本当に大事だと考えていたら、決してリスクなどとは考えなかっただろう。現在のトップはなるようにしかならないし、U-18はあくまで最終調整。そして、西U-15は問題なく勝ち上がれると思い込んでいた。

日曜の昼過ぎ、ユースブログを観て思考が止まる。その後は後悔だけが残った...


今年の西U-15は、初めてクラ選に出場した現在の高校2年生、高橋直大、細見諒、杉浦一樹、山田正樹の代を超える可能性を秘めたチームと思っていた。今年初めて春のガンバカップで観たときは、全国でどこまで勝ちあがれるだろう?とどこまでも想像をかきたてられるチームだった。

それだけに、クラ選関西予選でガンバ本体に惜敗したときは本当に悔しかったし、力になれず選手達には申し訳なかった。

U-15高円宮杯には何としても出て欲しいと思っていたが、肝心な試合で現地に居ることができなかった。できなかったではなく、自身の判断でそこに居なかった。こんなおっさんが1人居ただけでどうなるものでもないとは思うが、苦しい試合なら、「頑張れ」と一言でも声をかけてあげたかった...

自分達にできることは、彼らの試合を一試合でも観て、苦しい局面で「頑張れ」と声をかけ、良いプレーに感情を露わにして喜ぶことぐらいなもの。それすらできなかったことが本当に悔しい。居るべきときに、居るべきところに居ないことほど、サポーターとして情けないことはない。個人的に、今年はこういうことが多すぎる...


選手達に何と言葉をかけていいか分からない。ただ、サッカーが続く限り、君達の夢も続いていく。

これからも、頑張れ。セレッソ大阪西U-15の選手達。