全日本クラブユース選手権U-18 決勝

昨日の準決勝、特にFC東京の素敵さに満足気味ではあったものの、最後まで見届けるべく三ツ沢へ。A3の2試合とどっちにしようか一瞬迷った部分もあったが...
決勝の組み合わせは、柏とのPK戦を制し決勝進出を決めた東京ヴェルディユースと、関西にあるらしいが詳しいことは余り知らない某ユースチームの対決。
立ち上がり、いきなり試合が動く。右サイドを突破した某ユース7番の速い弾道のクロスを6番が頭で綺麗に合わせ、某ユースが先制。自分(と某江戸川区民)には9番が合わせたように見えたのだが、ポジションが重なっていて勘違いしたのか??
試合後、この辺の情報を正確に伝えられなかったことについては非常に反省している。こんな使えない大人でも、一応そこそこの学歴は持っているわけですが...
しかしこのゴールを境に、試合は徐々にヴェルディペースへ。後半に入ってからは、攻めるヴェルディ、守る某ユースの構図がより鮮明に。混戦からの押し込みや強烈ミドルなど、あわやのシーンが続く白熱した展開。途中交代の10番、さらにはFWの9番、11番の好プレーを中心に山のような数の決定機を演出するも、あと一歩が届かない。正直、決定力云々というよりも、ほんの僅かの運が足りない、そんな感じだった。
結局、0-1のまま試合終了。完全にヴェルディ寄りの心境で見ていたので正直ガッカリはしたが、滅多にないであろう好ゲームに、三ツ沢まで見に来て良かったと素直に思えた。
また、決勝に進むチームが別格の強さを誇るかといったら、そうでもないという印象も同時に持った。関西で伍してやっていけば、そのまま全国でも強豪、優勝候補として戦いに挑めるという実感を得ることもできた。
国立に行っていれば素敵な虐殺ショーが見れたのに、という後悔も正直ないわけではないが、色んなことを見、感じることのできた三ツ沢2日間だったと思う。