風邪気味なので...

昨日今日と早退(といっても会社を出たのは20時...)。早めに会社を出ると、必ず近くの本屋に寄りたくなる。大体回るコースは決まっていて、物理→数学→自然科学一般→文庫→マンガ→英会話関連→仕事関連(時々)、といった感じ。本とExpressに対する散財が家計を逼迫しているが、これらはもう仕方がないとあきらめている(そのかわり、他のものについては極めて質素。ちなみに半年前にテレビが壊れて以来、自宅でテレビを見ていない(なぜかプレステは出来るのだが))。

ニールス・ボーア論文集〈2〉量子力学の誕生 (岩波文庫)

ニールス・ボーア論文集〈2〉量子力学の誕生 (岩波文庫)

で、購入したのが上と数理科学10月号。数理科学10月号は「不確定性原理の新展開」ということで、量子力学の創世期と100年経った現在の状況(特に量子情報に関連した原理的側面)をぼんやり眺めてみようという(いい加減な)試み。
部分と全体―私の生涯の偉大な出会いと対話
Bohrの本は、右をほぼ一通り読んで、量子力学の基礎的な(というか、哲学的な)部分を眺め直してみたいと思い購入。右のHeisenbergの本では、彼の師であるBohrとの対話が中心的な位置を占めており、その思想的な部分に何となく触れてみたいという気持ちが強くなったのも購入の一因。
数理科学は、「結局良く分からん」という記事が過半数となるのは薄々分かってはいるのだが、一つ二つ面白い記事があればそれでええわというぐらいの感覚。やはり「今」の状況はそれなりに気になる。たまにプレプリントサーバを覗くのも同じ理由。
現在途中で止まっている、「神は老獪にして...」の続きも読みたいし...。モチベに任せて、無計画に読み進めていきたい。