ハイゼンベルク

部分と全体―私の生涯の偉大な出会いと対話

部分と全体―私の生涯の偉大な出会いと対話

時間が無く、始めの2章しか読めていないが、非常に面白い。高校時代のハイゼンベルクの、同級生との分子構造や(当時はまだ定かでなかった)原子の実在性についての議論、ハイゼンベルクプラトンを精読していたこと、非常に哲学的思索に富んだ人物だったこと、ゾンマーフェルトに師事するまでの経緯、パウリとの出会い...。本人自身の記述であるということが内容をより豊かにしているように感じられる。
先が読みたい。もっと時間が欲しい。