ハイゼンベルク

部分と全体―私の生涯の偉大な出会いと対話
の「部分と全体」という本を購入。ハイゼンベルクは、量子力学における「不確定性関係」の提唱で有名な物理学者(一般に「不確定性原理」という言葉で有名かもしれないが、自分にはこれが「原理」かどうかは良く分からないので...)。
最近物理学者や数学者の自伝にはまっているのだが、この本はハイゼンベルク自身が回想している自伝だということと、「現代物理学における「理解する」という概念」という章に強く惹かれたため、またしても衝動的に購入。学生時代、この「理解する」ということに散々悩まされた。どこまで行けば「理解した」ということになるのか。突き詰めようとすると、それだけ分からない/解けないことが増えてどこから手をつけていいか分からなくなる、ということばかりだった気がする。
とりあえず日曜に読み耽る予定。もっとも、アインシュタインの伝記もリーマンの伝記も半分ぐらいで止まったままなのですが...
数学的世界観―現代数学の思想と展望
あと、竹内外史の「数学的世界観」という本も購入。これは、高校時分からの、カントールゲーデルなどに代表される数学基礎論への憧れからだけですが。
こんなに本買って、いつ読むんやろうか...