リーマン

といってもRiemannのことで、サラリーマンのことではない。帰りの電車の中で続きを読む。当時の歴史的経緯に加え、数学の素養が低すぎるために分からない記述が多くなってきた。特に幾何学の不勉強ぶりが身に沁みる。
そういえば、高校時代は幾何学に一番興味があったはずなのだが、大学に入ってからは数学でも物理でもほとんど幾何学に興味を持つことがなかった。(Riemann幾何学の応用とも言える)一般相対論もあまり真面目に勉強しなかったし。今思えば、学部3年のときに聴講した観測論的宇宙論が全く面白くなかったので、宇宙論全般に関心をなくしてしまったのが原因だったような気がする。
大学に入って、気がついたらよう分からん特殊関数や複素平面でPoleを拾う計算ばかりやっていた。大学2年のこのあたりが勉強してて一番面白かったかのも知れない。といっても、当時躍起になって計算していた球面調和関数の加法定理の証明とか、超関数のヒルベルト変換とか、何かごりごり計算するのが面白かっただけで全く役に立たんかったけど。