TM 中央大学 vs ヴァンフォーレ甲府サテライト @山梨大学医学部グラウンド

土曜日に本部長より情報を受け、翌日の日曜日にSweets1氏と中央道を下って山梨へ。西U-15⇒U-18のOBで、今春より中央大学に進学する細見諒の姿を観に行ってきました*1

本部長からは甲府ユース戦と聞いていたが、その割にはギャラリーが多い...?

加えて甲府の選手達はユースと思えないほど身体が出来上がっている。GKは大宮にいた荒谷っぽい感じがするし、背番号3は柳川っぽい...。そしてベンチに控える長身選手はハーフナー・マイクにしか見えない。更にSweetsの人は、甲府のFWは信泳ちゃうんかとか言い出すし...

そんな諸々の疑問がまだ整理されていなかった試合開始早々に、右サイドの崩しから中央大学があっさり先制。しかしその後は甲府が完全にゲームを支配。このあたりで甲府はユースではなくサテライトであることを少しずつ認識。中央大学甲府の速い寄せに苦しみ、ビルドアップに苦しむ場面が多くなり始める。

それでも甲府の攻撃を凌ぎながら、風上に陣取ったということもあって中央大学甲府ゴールを脅かす場面も。ホソもCKではGK荒谷の周辺でポジションを争い、フィジカルの違いも構わず果敢に競り合いにいく。

前半は1点を返されて1−1となり後半へ。ホソは開始から投入されたハーフナー・マイクへも積極果敢なチェイシング、正当なプレーで削りにいく。しかし風下に陣取った中央大学甲府の攻勢に押される形となり、ビルドアップのミスを突かれて立て続けに失点。中央大学の攻撃陣もカウンターから何度か好機を作り出したが決めきることはできず、最終的に1−4で試合終了(中央大学側の記録はコチラ)。中央大学としては関東大学リーグ開幕前の調整段階ではあるものの、ひとつひとつの判断の速さやフィジカルにおいて、プロとの差を見せ付けられる形となってしまった。*2

試合後、本人は納得のいっていない表情だったが、多くの選手が甲府のプレッシングに苦しむ中でも、ホソの判断の速さは甲府の選手に劣らず安定しているようにみえた。この点はさすがと思ったし、U-18で積み上げてきたことが新しいステージでも充分通用すると実感できるものだったのではないだろうか。

また、攻守に積極的に絡んでいく驚異的な運動量も健在。特に守備面では何度か甲府の決定的な場面に顔を出して失点を未然に防ぐなど、良いカタチで効いていた。加えて、新入生ながらもしっかりとピッチで声を出して盛り上げ、具体的な指示や要求をしていく姿はセレッソでも観られていた彼の良いところ。ピッチ上では遠慮などせずに、どんどん要求していってほしい。


昨年の関東大学サッカーでは流経大とギリギリまで優勝を争った中央大学。選手層は厚く特にボランチのポジション争いは大変かもしれないが、自身のプレーをしっかりアピールして、頑張っていってほしいと思います。

また時間を作って今度は公式戦を観に行くので、頑張れ!細見諒!!

*1:中央大学の試合結果は確認していたつもりでしたが、名古屋遠征の結果をスルーしていたために、試合に出場していると認識していませんでした。痛恨...

*2:甲府のサテライトはパッと名前が挙がるだけでも、荒谷、柳川、片桐、養父、信泳、ハーフナーとかなりの豪華な布陣。サテライトという感じがしない、強い相手だったと思います。